猛暑ですね。
アナログ人間
従業員Ａです。
先日、お客様と給与のデジタル払いの話題になりましたので調べてみました。
給与デジタル払いは2023年4月から解禁された
新しい給与の支払い方法です。
会社が、労働者の同意を得た場合に、
従業員が指定した資金移動業者の口座へ
デジタルマネー(電子マネー)で
賃金支払ができるというものです。
厚生労働省のホームページでは
『キャッシュレス決済の普及や送金サービスの多様化が進む中で、
資金移動業者の口座への資金移動を給与受取に活用するニーズに応えるため』
と記載があります。
（世の中の人はそんなに求めているのでしょうか・・・）
ただ、電子マネーの口座残高の上限は「100万円」までに設定されているため、
賞与や退職金など大きな金額の支払いには不向きな印象。
毎月のお給料がメインになると思われますが、
「お給料の一部だけデジタル払いにしてもらう」
何てことも出来るようです。
デジタル払いのメリットとしては・・・
〇 振込手数料が銀行よりも安い可能性がある
〇 電子マネーを日常的に使用する従業員の利便性を高めることができる
(銀行口座からチャージする必要がなくなる。)
〇 口座開設が難しい外国人労働者などには便利？？
一方、デメリットとしては・・・
〇 会社は給与計算事務の負担が増加する
〇 厚生労働大臣から指定を受けた資金移動業者のみに支払いが可能なので
従業員が普段使用している資金移動業者を選べない可能性もある。
〇 口座残高の上限は100万円のため、給与支払い前に残高を確認しておく必要がある。
確かに電子マネーでの支払いが
一般化してきましましたが、
「給与もデジタルにする必要はあるの？」
とアナログな私は思ってしまいます。
今後は当たり前になってくるのでしょうか？
でわでわ～。
厚生労働省：資金移動業者の口座への賃金支払（賃金のデジタル払い）について
